メモリアルカントリークラブ

旭川メモリアルカントリークラブ(本社・旭川、小桧山亨社長)は16日旭川地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。
負債総額は58億1,100万円。

同社は高砂酒造の小桧山社長が1989年に設立。旭川神居町に93年「ジャンボエンタープライズ」監修で18ホールのゴルフ場、旭川メモリアルカントリークラブをオープンさせた。現在約800人の会員がおり、預託金は47億円。
2000年に会員と合意した預託金償還の据え置き期間(10年)の5年間延長に対し、一部会員が起こした返還訴訟の費用がかさみ、民事再生法申請に踏み切った。2002年11月期売上高は約2億円。

「同社は金融機関の支援を得て負債を軽くし、来シーズンも営業を続ける方針」

なお、会員権の預託金は90%カットで預託金の10%の返還は申し出期間中に受付を行い、、2004年12月より10年分割返還。会員権の名義書換手続きの扱いは今まで通り。